グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2026において、7月12日のハイライトはメルセデスAMGによるCLA 45電動版の発表だった。最初に目を引く数字は680馬力だ。しかし、それを支える技術こそが本当の見どころだ。
3基のアキシャルフラックスモーター——AMG GT 4ドアと同技術
CLA 45電動版は従来のラジアルフラックスモーターを使用していない。AMGはアキシャルフラックスモーターを選択した:磁束が回転軸に対して平行に流れる構成で、同等出力でよりコンパクトかつ軽量なモーターを実現できる。AMG GT 4ドア電動版向けに開発されたのと同技術だ。
レイアウト:フロントに1基、リアに2基。最大出力:680馬力。連続出力:612馬力。トルク:1,759Nm。結果:0-100km/h 2.7秒。
リアの2基のモーターはトルクベクタリングのために非対称作動も可能で、サーキット走行における精密なトラクション管理を可能にする——ドリフトモードも搭載。
800Vアーキテクチャと330kW充電
94kWh(LFP)バッテリーと800ボルトアーキテクチャで最大330kWの充電が可能。SOC 10%から80%までの所要時間は22分と公表されている。WLTP航続距離は670km。
フロントモーターは通常走行時に切り離して後輪駆動で効率的に走行することが可能。
セダンとシューティングブレーク
CLA 45電動版はセダンとシューティングブレーク(ワゴン)の2つのボディスタイルで展開される。AMGの最強バリアントとして標準CLAレンジを拡張するものだ。
未確定なのは価格と発売時期だ。グッドウッドはダイナミックなビジュアルプレゼンテーションの場であり、詳細は別途の正式発表イベントで公開される。ポルシェ・タイカンとBMW M5電動版が比較基準となるこのセグメントにおいて、AMGは競合に匹敵するスペックと差別化するモーター技術を引き下げて参入する。
