OpenAI初の物理的なハードウェア製品はCodex Microと呼ばれ、価格は230ドル。そして既に、もう一つの「OpenAIのデバイス」——Appleとの訴訟の焦点となっているジョニー・アイブとの協業プロジェクト——と混同されている。両者は異なる製品だ。まずその整理から始めよう。

Codex Microとは何か

Codex Microは、AIを活用したコーディングと開発タスクに特化したコンパクトなハードウェアデバイスだ。230ドルという価格は、マスマーケット消費者製品ではなく開発者向けのアクセシブルなツールとして位置づけられている。Codexという名称は、OpenAIのCodexモデルファミリー——コード生成と補完のために特別に訓練されたAIシステム——に直接結びついている。

Appleとの訴訟中のデバイスとの違い

ジョニー・アイブとのOpenAI協業プロジェクトは、根本的に異なるコンセプトだ:携帯またはウェアラブルなコンシューマーAIデバイスで、スマートフォンの代替として位置づけられ、周囲のAIアシスタンスを核とする。このデバイスがAppleの訴訟のきっかけとなった(知的財産権とApple出身エンジニアの採用に関する主張)。

Codex Microはそのいずれでもない。開発者ツールだ。

OpenAIのハードウェア野心

注目すべきは、OpenAIが最初のハードウェアムーブとして、コンシューマー市場ではなくプロフェッショナル向け製品から始めた点だ。230ドルという価格設定は個人開発者がアクセス可能な水準であり、マスマーケット展開よりも特定の専門用途を示している。

これが有意義なハードウェア製品カテゴリになるのか、それとも大きなコンシューマープレーの前の能力実証にとどまるのか——それがより興味深い問いだ。