2026年7月15日水曜日
LVMHがAIと創造性の研究講座設立、PumaがNike幹部を採用、Samsung Galaxy Glassesが7月22日発表、PorscheがJD Power品質調査で首位、Metaがルイジアナに500億ドル投資。
LVMHがIFMとAI×創造性の研究講座を設立
LVMHとInstitut Français de la Mode(IFM)が、科学・テクノロジーと創造的実践の関係を研究する講座を年間15万ユーロの資金援助で立ち上げた。研究を担うのは哲学的R&DラボLimnの創設者Tobias Rees。生成AIツールの時代にデザイナーがアイデアを生み出すプロセスをモデル化することが目的だ。IFM学長でクリスチャン・ディオールの元CEOであるシドニー・トレダノは、同校のデザイン専攻学生の約50%がすでに生成AIを活用しているが、使用は任意であると明かした。同研究講座は、LVMHが各ブランドにAIを導入する前に「創造性への影響を正確に理解する」ための取り組みだ。 WWD
PumaがNike出身の幹部を採用し「コアビジネス」を強化
Marcia Dos Santosが2026年7月15日付けでPumaのCore Business Unit バイスプレジデントに就任した。チーフブランドオフィサーのMaria Valdesに直属で報告する。Dos SantosはNikeで20年以上のキャリアを持ち、直近はEMEA地域の女性向けマーチャンダイジングVPを務めていた。このポジションは今年新設されたもので、Pumaが設けた「Sportstyle」と「Core」の専任チーム制の一環。CoreはPumaの「商業エンジン」と位置付けられている。ドイツのスポーツウェア大手が進行中のブランド再生計画の一手だ。 Retail Gazette
Samsung Galaxy Glasses:7月22日ロンドン発表、2026年秋に発売予定
Samsungは7月22日にロンドンでGalaxy Unpackedイベントを開催し、Galaxy Glassesを正式発表する。リーク情報や確認済みのスペックによると、GoogleとSamsungが共同開発したAndroid XR搭載、プロセッサはQualcomm Snapdragon AR1、カメラは12MP(ソニーIMX681センサー)、重量は約50g。バッテリーは155mAhで、処理はすべてペアリングしたスマートフォンにオフロードされる。発売は2026年秋を予定し、価格帯は379〜499ドル。フレームデザインはGentle MonsterとWarby Parkerとのコラボで展開。AndroidとiOS両対応となる。 iDevice
PorscheがJD Power 2026 U.S. 初期品質調査で総合首位
Porscheは2026年のJ.D. Power米国初期品質調査(IQS)で全ブランド中最高スコアの138 PP100(100台あたりの問題件数:数値が低いほど良い)を獲得し、総合首位となった。続いてGenesis(151 PP100)、大衆ブランドトップのFord(152 PP100)が並ぶ。個別モデルではPorsche 911が110 PP100で全業界最優秀モデルを受賞——2年連続だ。調査は2026年モデルの購入・リース後90日以内の使用者7万8,000人以上の回答を集計している。 Porsche Newsroom
MetaがルイジアナのAIデータセンター「Hyperion」に500億ドル・5ギガワットを投資
Metaは7月13日、ルイジアナ州リッチランド教区のHyperionデータセンターキャンパスを2GWから5GWに拡張し、投資額を500億ドル超に引き上げると発表した。Bloombergはチップや設備を含む総コストが最終的に2,500億ドルを超える可能性があると試算しているが、Metaはこの数字を確認していない。2GW分は2030年頃、フルの5GW体制は2032年頃の完成を見込む。2024年12月の着工以来、地元ルイジアナ企業への発注は16億ドルを超え、道路・水道・排水インフラへの10億ドル超の投資も計画されている。 CNBC